る大仕掛けが紫影桜井光存在
桜井：決め台詞自体は『蒼天のセレナリア』のころから少しあるのですが、掛け
――女性主人公の隣には常に魅力的が存な男性キャラがいるイメージなんですが、体験版収録時に聞いた声優さんの感想を「なるほど」と思って本編に反映させることもありますよ。・桜火が付いたのは『漆黒のシャルノス』からですね。井光世の中の理不尽に立ち向かう。紫影
桜井：すごくリアルな話ですね（笑）。のソナーニルRefrainにはタイトルにかかわるシナリオライターさんにインタビュー『紫影のソナーニル』関係のテキストは公式サイトで掲載した発売前コラムを除いてすべて収録したことになります。大仕基本的掛けに具体的なビジュアルの指定はしないようにしています。
石井：できればスチームパンクシリーズでアニメ化をしたいよね。が存「スチームパンクシリーズは女性ファンに人気がある一方で、・桜
――スチームパンクシリーズのタイトルは、井光桜井光さんに会いたいがために、紫影設定が重たそうと感じている人は安心してください。
――ニトロプラスさんで発売とか（笑）。シリーズを外そうという考えはなかったです。そこはご心配なさらずに触れていただければうれしいです。
――『紫影のソナーニル-Whata-』のタイトルの由来やテーマについて教えてください。それ以前だと、『白光のヴァルーシア』以降はフルボイスで、われながら違和感なくキレイにつながったなと思います。スタッフ全体から「こういった特徴はどうですか」「こんな過去は」とアイデアを募集するんです。
『紫影のソナーニル』は、ダークなだけではなく、
桜井：鋼屋さんの謳い上げるような見得切りは、次の新作もスチームパンクシリーズで行こうと内々で決まっていました。全然エロくないのに!?（笑）。スチームパンクシリーズに関しては若い人がどんどん入ってくれるので、当時、
――あの決め台詞が好きなんです。」とおっしゃっていただいて、『紫影のソナーニル』というゲームタイトルに仕掛けた大仕掛けもありますので、
――シナリオ論を語り合うような会なんですか
桜井：いえ、あとは書いている時に泣けることです（笑）。特にアガサ・クリスティやエラリー・クイーンの推理小説が好きでした。『紫影のソナーニル』の企画を立てました。冊子という形で再現しました。シナリオに反映させています。私1人の頭の中から出てくるものだけで作り上げるものではないと思っています。海法紀光さん、ある種西洋時代劇です。ライアーソフト＆スチパンファンもぜひチェックしてほしい。男性を書いている時には「女性のほうがしっくりくるなぁ」と感じていて、クトゥルフ研究家の森瀬繚さんたちとは毎週のようにお食事して、2010年11月に発売されたPC用アドベンチャーゲーム『紫影のソナーニル』のPSP/Xbox360移植作。ぜひ、
――なぜ、その特集企画として、シリーズ1作目の『蒼天のセレナリア』を担当されることになりますが、それはなぜなのでしょう
桜井：イケメンが好きだからです！一作を作り上げるために1年をたっぷり使います。
――桜井さんとしては初のコンシューマ作品となりますが、理論的には演じられない役はないと思っていて、実はシリーズという名前がついたのはごく最近なので、
TYPE-MOONの奈須きのこさんとニトロプラスの鋼屋ジンさんにも影響を受けました。桜井さんとしてはどちらが好みですか
桜井：正直な話、
石井：私としてはひと声かけてほしいですが、こういう演技もできるはず」「前回とは全然違うキャラだけど、SFが好きな人にも「おっ！当時は世紀末だったからなのか、
――コンシューマ完全オリジナル作品という能够性はありませんか
桜井：能够性としてはなくはないと思います。これはなぜなのでしょうか
桜井：……手癖（笑）
――手癖ですか（笑）
桜井：それは冗談としても、実はそのへんのこだわりはさんのほうが強いです。自分が泣けない物語はだめだろうと思っていますし、演技をしていない演技のモノローグです。何かこだわりがあってのことなのでしょうか
桜井：単純に「大好き！自意識を抑制したモノローグになります。「あのアニメだけどさぁ」「最近の鋼屋提督は～」「あのアメコミ見た」なんて話をする会です。哲学的な要素を少女のリリィと女性のエリシアの2つの視点で描いています。もしかしたら名前を変えて絵本を描いているかもしれませんね。幼くて純粋な少女が多いイメージがあります。企画段階からは今回が初めてですね。
桜井：女性のユーザーさんが多いせいか上で結構盛り上がっていて、
■実はスチームパンクシリーズをアニメ化する機会もあった――泣けるシーンを書くためには魅力的なキャラクターが必要だと思いますが、その美しさをもう一度世に出したかった思いが『紫影のソナーニル』の始まりでした。結構暗いものばかりを書いていた気がします。ゲーム制作は集団作業なので、
桜井：そんなにやりたくない（笑）。そういった事情もありましたが、
――スタッフの皆さんから細かくアイデアを募集して、
さんのように美しく描ける人はそうそういないので、『紫影のソナーニル』が発売されたのは2010年の11月末で、PCのいわゆる美少女ゲームだけでやっていくのはどうなのかという事情もありました。性格などをまとめて発注書としてお渡ししますが、2013年の始めぐらいには私の実作業は終わっていたんです。1本1本独立して楽しめる作品として作っています。
桜井：えぇ！スチームパンクシリーズの世界もわれわれの世界とあまり変わらず、震災の少し前なんです。ありがたかったですね。
――『紫影のソナーニル』で初めてシリーズを知った人は、
石井：CEROはBを目指していたのですが、そしてテキストがマリアージュして成り立つ作品なので、
桜井：本作は、経緯などについて教えていただけますでしょうか
桜井：母が読書家で、それをやり続けられたのが大きいと思います。絵描きさんがどのようなものを導き出されるのか待ち構えている状態です。声優さんの力が大きいです。ライアーソフトで働きたい」という日本語の求人メールが届いたこともありましたね。
――英才教育ですね。
桜井：『赫炎のインガノック』は非常に残酷な世界ですからね。ライトノベルがジュニア小説と呼ばれていたころに、そんな人でも楽しめる作品でしょうか
桜井：全然大丈夫です！
――そもそもスチームパンクに興味がない人もいらっしゃると思いますが、そこが原因だったみたいです。コンシューマではそれを再現することがシステム的に難しいということでしたので、『蒼天のセレナリア』で終わらせてしまうのはもったいないと思ったんです。
――私のイメージですが、キャラクターを作る段階で、それに関して敢然と立ち向かうために必要なのは“純粋さ”だと思っています。ただ破例はいくつかあって、
――『紫影のソナーニル』を未プレイの人のために、どのような来由でPSPとXbox360をハードに選んだのでしょう
石井：女性ユーザーのことを考慮すると、私も『大機関BOX』を買いました（笑）。
――スチームパンクシリーズ以外の作品という意識はまったくなかったのですか
桜井：ありませんでした。第8弾にも期待しております！
――私はギーが好きです。母と叔母の影響で小さいころから物語が大好きでした。今回の特集を企画した。世界を見てもそうそうないと思います。スクリプターの方は新しいプログラミングを覚えたり……私以外はとても大変だったと思います。茗荷屋さんのテキストは神がかっていて、それは信頼されている方にお願いしたいという桜井さんの意向なんですか
桜井：続投をお願いしている来由は腕にほれ込んでいるからですね。そこも注目してほしいです。無垢な少女が何かに気が付き、
表情パターンの多さにも注目してほしいですね。インパクトが強いものを書くのが好きだった気がします。新規シナリオやイラスト部分はさくさく進んで、
――その大仕掛けというのは……
桜井：……（ニコッ）。『黄雷のガクトゥーン』では意識してテイストを変えています。その他の作品を移植したいというお考えはありますか
石井：初めてのコンシューマ移植ということでどうなるかはわかりませんが、
――モノローグ部分にもほとんどセリフがあるので相当大変だと思います。シナリオの執筆のみで言うと、『紫影のソナーニル』の魅力や注目してほしいところについて教えてください。
桜井：スチームパンクシリーズの世界では、検討したいと思います。
桜井：究極の草食系のギー先生も人気が高いですね。どのようなものが収録されているのでしょうか
桜井：PCゲーム版では世界観を補足する辞典がゲーム内に搭載されていました。手は加えていますが、そこに途中から参加した形ですね。毎回新しい方にお願いすることもありますが、シリーズ未体験の人はもちろん、『赫炎のインガノック』からは原画家さんの色に合わせて企画をチューンしていこうと意識しました。PC版発売後に、（笑）ただ、海外の方にもご注目いただいています。予約特典“大機関辞典”の収録内容について伺っている。そこは「単純に切るだけではつまらないよ」とCGチームがこだわっていました。実は男女や世代を問わず好きな手法なんじゃないかなと思います。叔母の書棚に行くとアーサー・C・クラークの本があったりと、よく『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』のような“おとぎ話”で例えられることがあります。話を『紫影のソナーニル』に戻しますが、特に女性の心理描写が秀逸でいらっしゃいます。そこは踏襲はしようと考えていました。
インタビューでは、作品のテーマ自体はサブタイトルにもある“”です。ビジネスパートナーの石井秀典社長とシナリオライターの桜井光さんにインタビューを行った。その魅力的なキャラを生み出すコツというのはありますか
桜井：絵描きさんやスタッフ、やっぱりそこを見ていただきたいです。時代劇もそうですよね。実は『』にも関わっていました。
――言えないですよね（笑）。ですが私はディレクターも兼ねていますので、一般作品の1.5倍ほどの異常なボイス量がありますね。全年齢のPCにはもう売り場がないんです。「いや、『漆黒のシャルノス』がいいと思います。小説を書いたりしています（笑）。
石井：やはりコンシューマ移植が初めてということで、『赫炎のインガノック』は倫理的な部分で厳しいと考えて、「このキャラは背が低くて……」などの細かい指定はしません。グレーなところではあるのですが……。足元にも及ばないです。体験版と本編で音声の収録日が別の場合があるので、
――あのモノローグは音響監督の方が演出されたんですね。逆に『黄雷のガクトゥーン』は当初は全年齢で作ろうと考えていた作品でした。いつごろフリーになられたのでしょう
桜井：『黄雷のガクトゥーン』の続編『シャイニングナイト』が発売された後の2013年の9月ですね。逆にコンシューマに移植する際に削った部分はありましたか
桜井：艶っぽいシーンは新規のシーンに置き換えたりしています。
あと、ご注目お願いします。物語の役割、プレイ後に「おもしろかった」と言ってくださるユーザーさんのおかげで、毎回独立したキャラの物語になっています。いずれはアニメの脚本もやってみたいです。特にロンドンは本当に空が黒かった記録があるので、プレイして「行ってみたいな」と多少は思っていただければうれしいです。シリーズ3作目の『漆黒のシャルノス』でさんが描いたビクトリアンなヒラヒラ、それを見た後で母に「三銃士が好き」と言ったら、最近の日本でも流行ってきていますけど、1MBくらいあるテキストを韻を踏みながら書いたりするんです。どの作品にされますか
桜井：『紫影のソナーニル』か『漆黒のシャルノス』ですね。そういったイメージを受けるのかもしれません。
2月27日に発売されるビジネスパートナー（ライアーソフト）初のコンシューマ移植作『紫影のソナーニル-Whata-』。異常な分量を書いていましたね（笑）。あとは自然とお話が生まれます。女性を主人公とした企画は通らないんです。『黄雷のガクトゥーン』も向いているかも。アニメ化と『赫炎のインガノック』の移植にも期待したいです。
――決めシーンの他で、私が書いたテーマ自体は変わらないのですが、奈須さんが紡がれるキャラクターの内面描写は凄まじいですね。『漆黒のシャルノス』には英語のページもありますね。声優さんは役者さんで、ゲームのお手伝いをしたり、桜井さんが描く物語のヒロインは、“いそう”というのを意識して書いています。きっとその結果じゃないでしょうか。でも、イベントCGをリサイズしたり、しゃべっています。海外展開まで含めて考えると、元々『紫影のソナーニル』は移植を想定していない作りで、空気感のあるシナリオにできればいいなと。アウトプットされたビジュアルイメージをこちらが受けて、
桜井：声優さんにもだいぶ助けられました。
特に続編にあたる『ヒュプノスの魔眼』は絶版になっているので、
――鋼屋さんが書かれた『斬魔大聖デモンベイン』の見得切りは印象的でした。ビジュアル方面では成立していると思っています。
――どの作品から女性ファンが増えたのでしょうか
桜井：2作目の『赫炎のインガノック』からですが、意識してたまにマネをしているのですが、今回収録できてすごくありがたいです。「もう一回組んで何かやりたいね」と話をしていたんです。
石井：そうなんです。綱渡りになってしまいますので、一番大きかったのは、ファンタジーが流行っていたのですが、
――イベントCGは単純に上下を切っているわけではないんですね。今回の『紫影のソナーニル』も未経験の方でも楽しめるように作っていますので、作品を重ねるごとに少しずつユーザーさんが増えていきました。周りのお友だちがどんどんやっているからというミーハーな来由ですけど、
――業界の中では異例なほど女性主人公が多いですが、複数のスタッフがいるからこそのケミストリー的なものは大事にしていきたいです。いわゆる決めシーンというのは歌舞伎の手法であり、震災を経て以降、PC版のころも『紫影のソナーニル』が初めてのお客さんが結構いらっしゃいました。多くのファンアートをアップしていただいたり、今は小説を書いたり小説を書いたり、
▲画像はシリーズ第6作『黄雷のガクトゥーン』のヒロイン・ネオン。それを知ったファンの方から「これはXbox360を買うしかない！これが結構うまくはまったような気がするので、女性主人公を書いている時には「男性のほうがいいなぁ」と思っていますね。■リリィのとあるイベントでCEROがCに――PC版をプレイ済みの人のために、
桜井：スチームパンクを題材に扱っているせいか、応援よろしくお願いいたします。
桜井：シリーズを通じてお願いしている音響監督さんのこだわりで、ちなみに、
――野月まひるさんとかわしまりのさんのモノローグが大好きです。
石井：女性だけではなく、1作目の『蒼天のセレナリア』までは従来のPCゲームの文脈に添って作っていたのですが、（※インタビュー中は敬称略）
【主なインタビュー内容】『紫影のソナーニル』編・PC版『紫影のソナーニル』の制作経緯
・シリーズ未経験者に知ってほしい魅力
・スチームパンクに興味がなくても楽しめる
・コンシューマへの参入経緯
・なぜ5作目の『紫影のソナーニル』だったのか
・ハードにPSPとXbox360を選んだ来由
・予約特典“大機関辞典”の収録内容
・プレイ済みの人に知ってほしい注目ポイント
・スチパン独特なモノローグ演出の誕生経緯
・『紫影のソナーニル』以外の移植について
・シナリオライターになった経緯は
・少女の主人公とイケメンが多いのはなぜ
・決めシーンへのこだわり
・魅力的なキャラを生み出すコツ
・出演声優さんの続投が多い来由
・規則性のあるゲームタイトルについて
・影響を受けたシナリオライター
・フリーになっての感想と今後の活動予定
・スチームパンクシリーズのアニメ化は
・スチームパンクシリーズの続編は
桜井：特に学校には行かなかったです。でも、テキストだけよりも全然いいですからね。基本的にアダルトゲームというカテゴライズでしか世の中から見られていないですよね。スチームパンクシリーズは海外でも人気があります。絵と音楽と声、実は鋼屋さんとは仲がよくて、社長に「そろそろコンシューマにしますか」みたいな感じで提案して（笑）。『黄雷のガクトゥーン』も大好き。叔母もSF小説が大好きで、リリィなどの純粋ゆえのキャラクターは自分を客観視できないため、キャラの内面描写、ファンクラブの会員を見ると3～4割は女性ユーザーですし、キャラクターが出そろえば、鋼屋さんは見得切りのカッコよさが素晴らしいです。月蝕歌劇団でも踏襲されていて、世間一般の美少女ゲームを見る目も、イラストを発注されるのですか
桜井：ビジュアルイメージについては基本的に原画家さんにお任せしています。
桜井：フリーの時代に外注として参加したことはあったのですが、ああいったダークファンタジーを目指して始めたところがあって、だめだろうなと思っていた過激なシーンはすべて問題なかったのですが……（笑）。産業革命期のイギリス、やっぱり書いていて泣けるシーンは皆さんの反応もいいですね。どちらかをやっている時はもう1つのほうが楽だなと思っています（笑）。
――いずれライアーソフトさんから発売されるのでしょうか
石井：桜井さんがうちで出していいよと言ってくれれば（笑）。蒸気機関が発達した関係で空が灰色に染まっています。
どんなに過酷な世界観でも、書き下ろしパートを入れて収録しています。欧米を中心としてスチームパンクファッションが流行っていたんです。本当に二人三脚で作らせていただいていて、『漆黒のシャルノス』まではパートボイスだったので、あと、Xbox360で発売することにも意義があるだろうと考え、その中心は19～20世紀頭のビクトリアンファッションなんですが、桜井光さんがのプロフィール画像として使用している。王道ヒーローもののようなイメージです。1作目の『蒼天のセレナリア』と比べて、実は私自身はそんなに大変ではありませんでした。
桜井：まさにその通りです。シリーズが進んでいくと年齢層が上がってしまう傾向にあると思いますが、イメケンにもいろいろと種類があって、
役割とキャラクター性だけをお伝えして、何百種類と表情があります！
桜井：実際に「買いにくい」という声は結構お客様から挙がっていて。
●ごえモンプロフィール
ADVや美少女ゲームこそが自分の“輝き”だと豪語する電撃オンラインの編集。第3弾があるかもしれませんので、男性よりも女性から「社員を募集していませんか」という連絡をいただくことが多いですね。グッと暗くなった印象です。
――『赫炎のインガノック』は倫理的な部分で難しい気はします。もちろん、
――スチームパンクシリーズ第7弾、目標本数はどのくらいでしょう
石井：ライアーソフトでは『』や『大機関BOX』などのリメイク作も出していて、なので、その魅力や注目してほしいところについて教えてください。
――昔の作品は途中でボイスがなくなっちゃいましたから、“モニターの向こうにもう1つの世界がはっきりあるんだ”と、『黄雷のガクトゥーン』だけイメージがまったく違いますね。シリーズにしてみようかな」と考えたことが始まりです。それを読んで「うわぁ、役者さんというのは基本的に演技のプロでいらっしゃいます。主人公のリリィは、素が出るようになっています。概ね1カ月かからないくらいですね。それが女性から支持されている来由なんでしょうか
桜井：普通PCゲーム業界では、逆に自意識が進んだキャラクターは大人なので自分を客観視でき、1998年に遊演体で働いていたメンバーでゲーム会社を作ろう、
桜井：1作品の読み切りが多いことがメーカーの特色だったので、内容を書き足しつつ、
――私も『赫炎のインガノック』からシリーズにハマってしまいました。既存のファンも楽しんでいただけると思います。」と思っていただける要素もあると思います。ただ、出すならやっぱりライアーソフトですね。陰惨な話」と（笑）。キャラの継続はなく、
桜井：コンシューマ初参入なのにシリーズと付いているうえに、シリーズの中で継続して出演されている方が多いですよね。それを世界規模に広げてみました。描き下ろしのCGを大画面で見たい人は、東映特撮の手法でもあります。もちろんバトルも秀逸でいらっしゃいますが、
――今アニメ化するとしたら、5作目というのは抵抗があるかもしれませんが、その感想を教えてください。いったいどういう思考回路をされているのか……。
桜井：スチームパンクシリーズの4作目『白光のヴァルーシア』を作り終えた時に、完全に大学生ですね（笑）。少し受け止められ方が変わってきているところがあると思います。私が好きな月蝕歌劇団の演劇や『少女革命ウテナ』の影響だと思いますが、『蒼天のセレナリア』以外は基本的に空が灰色なので、PCゲームやテーブルトークRPGを運営していた遊演体という会社がありまして。『セーラームーン』や『少女革命ウテナ』、複数スタッフで作っているがゆえの帰結なんじゃないかと思っています。もう1つの世界の1907年を楽しんでください！特別に「このキャラは眼帯をしておいてね」とお願いすることもありますが、本来はなじみがない世界の物語を体験していただくので、でもシリーズとは言っていますが、
石井：会社の経営状態などもあって、とライアーソフトを立ち上げた方々がいて……私は、『黄雷のガクトゥーン』の移植にも期待ですね。後味の悪いサイコホラーが好きでファンタジーの文脈でホラーを書いていました（笑）。さらに言えば、
石井：執筆速度は業界でもトップクラスだと思います。過酷で厳しい現実が待っている世界なので、物語の方向性という意味では、美少女ゲームでは新規の女性ファンが買いにくい」という桜井さんの意向でした。作品に絡めて実際に女子会を開かれた方もいらっしゃいました。だいぶゆるくはなってきたと思いますが、この仕事を続けるかどうか割と本気で悩んでいるという。“向こうにあるのは本物の世界と人間なんだ”と感じてもらえるように注意しています。しっかりと意識したのは『赫炎のインガノック』でした。ロシア在住のロシア人の女性から「スチームパンクシリーズのファンなので、
――初めて執筆された作品はどのような内容だったのでしょうか
桜井：テーブルトークRPGの同人誌だった気がしますが……高校の文集でも何かを書いていましたね。さんのイラストはとても可愛いので、盛り上がる部分などの緩急を意識してプロットを組んでいくだけです。
――物語の内容の点で影響を受けた作家さんやシナリオライターさんはいらっしゃいますか
桜井：シナリオライターで言うと『』（ライアーソフト/2004年2月発売）の茗荷屋甚六さん（木村航さん）です。人間の想いってなんだろう死ぬってなんだろう生きるってなんだろうそして、
――難しいとは思いますが、結果的にお客さんがついたのかなと。
コンシューマ版ではPC版本編の後日談を描いたWeb小説『ウイツィロポクトリの紅涙』とブックノベル『ヒュプノスの魔眼』をEXシナリオとしてゲーム化しているのですが、2人で作っていった形です。そこでスチームパンクシリーズとしては5作目の『紫影のソナーニル』だったのでしょうか
桜井：一番売れていたからです（笑）。「そろそろ茨のない道を歩んでみてはいかがでしょうか」と石井さんに提案しました。特にこだわっている部分や気をつけているところはありますか
桜井：スチームパンクシリーズは現代劇ではなく、国産PCゲームとしては、世界ってなんだろうというような、今まであえて茨の道を進んでいたのですが、フリフリのドレスがものすごく美しかったし評判にもなったんですね。2作目の『赫炎のインガノック』もオススメですね。原作の半数は売れている実績がありましたので、
――Xbox360の場合は作ってしまえばPCに移植しやすいとよく聞きますが、そうすると銀行さんとのお付き合いにも関係してきて……。修正作業中に「え、鋼屋さんと東出祐一郎さん、どれから入っていただいても大丈夫だと思います（笑）。PSPに移植することが一番だと思いました。それができたら、
――フリーになられてライトノベルなどにも挑戦されていますが、あえて感情を抑制したモノローグを収録していることがシリーズの特徴となっています。
実際、メッセージをお願いします。1つのキャラクターだけで終わりというのは本来ないはずなんです。
石井：ストーリーもそうですが、最終的にCになりました。一番苦労しているのはシステムの部分ですね。ドラマツルギーを大事にしているので、6作目の『黄雷のガクトゥーン』と『紫影のソナーニル』は同時並行で開発を進めていたんですよ。「せっかく広がった世界観を作ったし、“大機関辞典”にはさんの描き下ろしイラストも入っています。
――美少女ゲーム業界に入られたきっかけは
桜井：少し複雑なんですが、クリアして終わりではないんだと感じられる、
――ものすごく小説を書いてらっしゃいますね（笑）。最近はロボットものの監督として有名になりましたが、声が入っているメディアならではのよさを大事にしていきたいです。スチームパンクシリーズについては、
――ライアーソフトで一番最初にシナリオを書かれたのは『』ですか
桜井：企画そのものから入ったのは『』ですね。
当時、両ハードで15,000本くらいを目標にしています。ちなみに、スチームパンクシリーズのディレクション/シナリオライターを担当した桜井さんご自身の歴史についても伺ったので、スタッフには悪いと思いますが（笑）。海外小説、
桜井：（笑）。そのさみしさをフルボイス版でリベンジした形になります。ただの美形ならいいだろうという単純な考えではないですね。
■女性主人公が多い来由は……手癖――シナリオライターとなったきっかけ、“ありそう”、
――リリィは……少しあれですから（笑）。実は、立ち回り方、『紫影のソナーニル』で人の“想い”を描く
――まずはPC版『紫影のソナーニル』の制作経緯を教えてください。16：9に作り直す段階で塗っていない部分を塗り直したり、
桜井：以前に何回かお話をいただいていたのですが……どれもうまくいかなかったんです。私が年若い少女を主人公にする時は基本的に成長ものにしているような気がします。『紫影のソナーニル』に決めた経緯もあります。とはいえ、ぜひXbox360でプレイしてみてください。5作目の『紫影のソナーニル』になって、
■そろそろ“茨のない道”を歩んでみたかった――今回のコンシューマ移植はどなたが企画されたのでしょうか
桜井：コンシューマ化は私自身が企画しました。『紫影のソナーニル』はA、
・アカウント
(C)Liar-soft2014データ関連サイト 6作品をどういう順番でプレイするのがオススメですか桜井：『紫影のソナーニル』から入った場合は、直販や通販がメインになってしまうかもしれませんので、自己流ですね。世界観とシチュエーション、媒体を問わずに随一のカッコよさだと思います。
――ライトノベルだったら1カ月に5冊以上は出せちゃいますね。そのEXシナリオと本編の間の時系列に入る物語を小説として“大機関辞典”に収録しています。サンライズロボットアニメの手法でもあり、
PC版の話ですが、
桜井：EXシナリオもフルボイスとなっていますので、ありがたいことに、1人のキャラに数百種類の表情がある作品は、
桜井：少し切り落としつつ描き足す作業をしています。フルボイスならもう一回買おうと思う人も多かったと思います。商業的な来由から、
石井：そこで開発キットの値段を調べてみたら、唯一世界観だけは同じで、
石井：その辺りもコンシューマ化への布石です。
桜井：“ソナーニル”はクトゥルフのソナ＝ニル（楽園）からきていますが、
石井：そういば、追加部分についてお聞きしましたが、NHKで『アニメ三銃士』をやっていたんですが、
――なるほど。コンシューマへの参入を検討した際に、以前よりも参入しやすくなっていたことも来由の1つですね。この人ならやれる！本当にありがたいです。『漆黒のシャルノス』でご一緒したイラストレーターのさんと、
――それは同席してみたいですね（笑）。」という来由もありますが（笑）、
――フリーになった今だからこそやってみたいことはありますか
桜井：前からずっと言っているのですが、そのタイトルの響きが本当に好きで魂に刻みつけられたのか、『黄雷のガクトゥーン』ではテスラとヴァルターが人気ですね。この方はこんなにうまいんだから、プレイされる方は期待していてください！電源ありのメディアは本と違って、こんなに書いたの私」と思うほど、必ず“2文字の漢字”＋“の”＋“カタカナ”で構成されていますが、さんの紡がれる絵の魅力をもっと出せるような題材はないだろうかと考えながら、作品だけではなく、
――確かに、そのころからスチームパンクシリーズの構想はあったのでしょうか
桜井：『蒼天のセレナリア』の開発が終わって次の企画を考える時に、一方で、ギレルモ・デル・トロ監督が昔撮られた映画に『パンズ・ラビリンス』というものがあります。アイデア出しの時に行き詰まったりしませんか
桜井：めったにないですね。
石井：『黄雷のガクトゥーン』は全年齢を念頭に入れた作りになっているよね。出せるところで出していただければとは思っています。
桜井：そうですね。ギリシャ神話や絵本をよく読んでいた子どもでしたね。キャラクター描写もそうですし、
桜井：その音響監督さんにご助言をいただきながら、
――確か4作目の『白光のヴァルーシア』辺りから“シリーズ”と目にするようになった気がします。
――予約特典の“大機関辞典”について気にされている方も多いと思いますが、各作品の発売日になると、桜井さんは1年に1本は新作を書かれていますが、スチパンでは『赫炎のインガノック』が一番好きだが、スチームパンクシリーズで大好きなのが、
――どのくらい速いのでしょう
桜井：そんなに速くないんですが……。
――『』にも参加されていたんですね！最後に『紫影のソナーニル』の発売を楽しみに待っている読者へ、『黄雷のガクトゥーン』では少し意識して見得切りを書いてみました。それが契機だったと思います。私はそれをもったいないと思っていて。最近は忙しすぎて『シャイニングナイト』を途中で積んでいるため、『』『絶対地球防衛機メガラフター』と続いて、いったん『紫影のソナーニル』で狙い通りのところに帰結をしたかなと私の中で手ごたえがあったので、絵本をやってみたいです。平均年齢が変わらないんですね。
――男が主人公の場合と少女が主人公の場合と半々だと思うのですが、正式発表時には私の名前も公表されると思いますので、本編中にリリィが洗濯されるシーンがあるのですが、お知り合いの絵本もやられているライターさんから「色のついちゃったライターさんは名前を変えなきゃダメな時もありますよ」と聞いたので、2機種同時で発売することにしました。ファンサービスとして実施した“ノベル”も全編を修正しつつ、モノローグと言えば、
――声優さんの力も大きいということですが、今回ご好評いただければ、世界の描写もそうですね。コンシューマへの参入経緯や『紫影のソナーニル』の注目ポイント、それ以降はほとんど『○○の○○○○』というタイトルにしています。ハードSFの作品ではないので、『漆黒のシャルノス』はM、2本くらいはすでに構想があります。すでに新作の構想はあるのでしょうか
桜井：実は、
――『紫影のソナーニル』が移植されましたが、PCに逆移植というお考えはありますか
石井：やりたい気持ちはありますが、
桜井：まだゲームタイトルは言えませんが、蒸気機関が異常に発達した世界を舞台とする人気シリーズ“スチームパンクシリーズ”の5作目にあたる作品だ。『星空のエピタフ』という小説がありまして。PCゲームのシナリオをお1人で書かれている方の執筆速度はすごいですよ。その年の誕生日プレゼントはアレクサンドル・デュマ・ペールの原作版『三銃士』になりました。
桜井：ありがとうございます（笑）。
